日曜日
前日の反省を生かして厚着で行った。
雨の富士は寒い。。。
決勝は金曜日のFP2と同じ場所で観戦。
レースは荒れに荒れて、自由席で観戦している僕等はあんまり展開が分からなかったけど、それはそれで楽しめた。
ただ残念なのはレースが始まったばかりなのに帰る客、客。
これじゃあ何のためにレースを観に来たのか分からない。
もちろん悪いのは富士スピードウェイ。
せめて安心して最後まで観れる環境を整えて欲しいものだ。
富士スピードウェイに展示してあったマシン
トヨタのブース
ホンダRA272 ホンダRA107
JPSロータス
コジマKE007
さて、今回富士F1を観たわけだが、何かが物足りないと思った。
なにかっていうのは非常に抽象的で言葉にするのは難しいんだけど、あえて言うのなら、
お祭り感覚のなさ
かな。
これはもちろん鈴鹿と比べてのはなしなんだけど。
F1って世界3大スポーツの一つで、それ自体が日本で開催できるのは本当にすごいこと。
観客はみんな日常じゃ味わえないようなスピード、サウンド、そして興奮を味わいに来てる。
だから、04年と06年の鈴鹿のときはもう行く前からドキドキして(今回の富士ももちろん行く前はドキドキしてたけど)、
もちろん、レース前もレース中も観客みんなが盛り上がる。
レースが終わって日が暮れて鈴鹿サーキットのゲートを後にするときは、
夏祭りの後のような「あぁ終わっちゃたんだ」って思ってちょっとかなしくなるけどと、でもそれと同時に、来年もまた鈴鹿に来たいなって必ず思っていた。
ところが今回の富士は全然そんなふうに思わなかった。
おそらくそれはシャトルバスのことや、サーキット側の運営が原因なのかもしれない。
とにかく鈴鹿で味わったあの素晴らしい感覚が今回はなかった。
富士スピードウェイとトヨタには、F1を日本で、そして自分たちの所有するサーキットで開催することは一体どういう意味をなすのか?ということを、もう一度考えて頂きたい。
誰もが憧れを持つ世界最高のレース、Formula Oneなんだから。